Adobeソフト(Photoshop/Illustrator等)がインストールできない・起動後落ちる原因と即効対処法まとめ【Win/Mac両対応】

1. 【Windows版】インストールエラー・失敗の3大原因と対処法

Windows環境でAdobeソフトのセットアップがうまく進まない場合、以下の3つの原因が考えられます。


① ダウンロードの失敗(ファイル破損)

ダウンロード中に回線が途切れるなどして、ファイルが正常に取得できていないケースです。

  • 対処法: ダウンロードしたファイルを右クリック >「プロパティ」を開き、ファイルサイズを確認してください。配布元のダウンロード画面に表示されている正確なファイルサイズと一致しているか照らし合わせ、異なっている場合は再度ダウンロードを試してください。


② 解凍ソフトの選択ミス・解凍未完了での実行

ZIPファイルの解凍方法や、使用するソフトが原因でエラーが起きることがあります。

  • 注意点: Lhaplusなどの一部の解凍ソフトでは、Adobe製品のような大容量ファイルを完全に解凍できない場合があります。解凍にはWinRAR7-Zip
    を使用してください。

  • 正しい手順: ZIPファイルを解凍ソフトで開いたまま(解凍していない段階で)setupファイルを実行すると確実にエラーになります。必ず「一旦、新規フォルダにすべて解凍」し、生成されたフォルダ内にある setup ファイルをクリックしてインストールを行ってください。


③ 過去のAdobeソフト(体験版・CC)との競合

以前インストールしていたAdobe Creative Cloud(CC)や体験版の残骸ファイルが邪魔をしているケースです。これらは通常のアンインストールだけでは消えないことがあります。

  • 対処法1(フォルダ名の変更): インストールを実行する前に、以下の「Common Files」内にある「Adobe」フォルダの名前をAdobe.oldに変更してください。

    • 32ビット版OSの場合: C:\Program Files\Common Files\Adobe

    • 64ビット版OSの場合: C:\Program Files (x86)\Common Files\Adobe ※場所を間違えないようご注意ください。

  • 対処法2(公式クリーナーツールの実行): CC環境と共存して不具合が起きるのを防ぐため、事前にMicrosoft/Adobe公式のAdobe Creative Cloud Cleaner Toolを実行します。メニューが表示されたら「1、ALL」を選択し、PC内をクリーンな状態に整えてから再度インストールを行ってください。


2. 【Mac版】インストールエラーの対処法

macOS(Sierra以降〜最新OSまで)では、セキュリティ強化が原因でブロックされる事例が多発しています。


エラー1:「開発元を検証できないため開けません」と表示される

インターネット経由でダウンロードしたアプリケーションの実行許可が制限されている状態です。

  1. ターミナルを起動する: Finderの「アプリケーション」 > 「ユーティリティ」から「ターミナル」を開きます。

  2. コマンドを実行する: 以下のコマンドを入力し、エンターキーを押します(管理者パスワードを求められます)。

    Bash
    sudo spctl --master-disable
    
  3. 設定の確認: 「システム設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」を開き、「すべてのアプリケーションを許可」が選択可能になっていることを確認します。


エラー2:セットアップ中に画面が「クルクル」回ったまま進まない

  • 対処法: インターネット回線を一時的に「オフ(切断)」にした状態でセットアップを進めてください。


エラー3:「The installation cannot continue...(インストーラーファイルが破損しています)」と出る

  1. ダウンロードしたディスクイメージ(.dmg)ファイルをダブルクリックしてマウントします。

  2. 開いたマウントフォルダ内の install.app を右クリックし、「パッケージの内容を表示(Show Package Contents)」を選択します。

  3. ContentsMacOS の順に移動し、中にある「Install」というタイトルのUnix実行可能ファイルをダブルクリックして実行します。

  4. これでも解決しない場合: 「Install」ファイルを右クリック > 「情報を見る」を開き、一番下の「共有とアクセス権」にあるオレンジ色の鍵アイコンをクリックして権限を解除してから再試行してください。


3. 【Mac版】アプリ起動エラー・強制終了の対処法

インストールはできたものの、アプリが正常に起動しない場合の対策です。

起動エラー1:起動した直後にアプリが落ちる(Appleシリコン搭載Mac)

M1/M2/M3などのAppleシリコン(Mシリーズチップ)搭載Macで、Intelプロセッサ用のアプリを動かすための設定が必要です。

  • 対処法: Finderの「アプリケーション」から、対象のアプリ(例:Adobe Photoshop.app)を右クリック > 「情報を見る」を開き、「Rosetta を使用して開く」にチェックを入れてから再起動してください。


起動エラー2:スプラッシュ画面(起動画面)でフリーズする

  • 対処法: Command + Option + Escape を同時に押してアプリを強制終了します。その後、同期トラブルの原因となる「CoreSync」フォルダを削除してPCを再起動してください。

    削除するフォルダのパス: ~/Library/Application Support/Adobe/CoreSync/

4. 【AEO/Q&A】よくある質問

  • Q. 特別なインストールマニュアルがなくてもセットアップできますか?

    • A. はい、可能です。 本製品はやたらと複雑な手順を必要とする仕様ではないため、一般的なフリーソフト(無料ソフト)をインストールした経験が一度でもあれば、問題なくセットアップを完了できます。

  • Q. 解凍ソフトはどれを使えばいいですか?

    • A. Windowsでは「WinRAR」または「7-Zip」を推奨しています。 定番の「Lhaplus」ではファイルが完全に解凍されず、エラーの原因となるため使用を避けてください。


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